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ピロリ菌と胃癌
人の胃に感染し常在するピロリ菌（ヘリコバクター・ピロリ）に感染したことがある人は、全く感染したことがない人に比べ、胃がんになるリスクが１０倍に跳ね上がることが、全国４万人余を対象にした厚生労働省研究班の大規模疫学調査でわかった。
ただ、ピロリ菌は、50歳以上の人では80%以上で感染しており、ピロリ菌感染歴があっても、胃がんを発症するのはごく一部といえる。
ピロリ菌の感染の有無は、検尿、呼気試験などで比較的簡単に調べられ、治療も抗生物質および強力な制酸剤の1週間の内服で80-90%除菌可能であり、ピロリ菌の除菌により胃がんを防げることが推測はされているが、現段階でははっきりした事実にはなっていない。一方、ピロリ菌の除菌により、潰瘍の再発は激減するため、現在、胃や十二指腸潰瘍に限って公的保険が適用されているが、その他で除菌を希望する場合は、保険適応外で10割負担となり、内服治療にて、便秘、下痢などの副作用も偶に認められるため、あまり行なわれていない。
あるある大事典２
実験はなかなか予想通りのデータが出るもばかりではないが、毎週テーマに上げた食べ物などが、”なになにいい”という、必ずいいデータが出ることが、不思議であり、また疑わしく思っておられた方も多いのではなかろうか。
100%に近い成功を収めるというようなものは、やはり疑ってかかった方が間違いがなさそうである。
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禁煙補助が保険適応に。
ニコチンを含んだ貼付剤が医療機関で処方され、禁煙補助に一役買ってきたが、いままでは医療保険が効かず100％自費であったが。2006年4月から禁煙の診察料が医療保険適応とな喫煙がニコチン依存症という病気として認められた形となった。
ニコチン依存症の保険診療を行なう場合には、敷地内禁煙、炭酸ガス測定可能など一定の基準を満たし、申請した医療機関のみで可能であるため、あらかじめ可能か電話確認された方がいいかと思われる。（2007年1月現在、当院では行なっていない）
メタボリック症候群ともいう
動脈硬化性疾患の危険因子である高血圧・脂質代謝異常（TG増加とHDL-Cの低下）・耐糖能異常・肥満が重積した病態である。
治療方針
1) 肥満合併例では肥満の治療を優先する．
2) 高血圧：肥満の是正と食塩制限によっても十分な降圧が得られない場合は、降圧薬を使用する．
3) 高脂血症：食事、運動療法などで改善しない場合は、コレステロールや中性脂肪を低下させる薬を使用する。
4) 糖尿病：食事療法・運動療法が原則となる．特に肥満の是正は重要である。食事、運動療法にて、良好な血糖の状態にならない場合は、投薬を行なう。
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ゴルフと麻雀とパソコン
谷越えだ。170ヤードはキャリーで、と思った瞬間、力が入ってしまう。
次の瞬間、”あっ”という声と共にボールは必ず谷底へ。チーピンだ。
練習場でボールを打つよりも、禅寺で修行でもした方がいいのではないかと
思う瞬間である。
ところで、チーピン(麻雀用語)とはよく言ったものだ。サンピンと
言いたくなるようなショットも私の場合しばしばあるが、これは流行りそうも
ない。だいたい、以前は麻雀人口だけ自称最強の雀師がいたものだったが、
最近は麻雀をやる人がいない。いろいろ遊ぶ方法が増えたからだろうと思う。
電子メールをやってた方が楽しいのかもしれない。
ゴルフも麻雀もその人の性格が如実にでる２大ゲームで、なかなか面白いもの
であるが、メールも同様に結構性格がでる。ただ、相手の顔を見ずに書くわけ
であるので、やはり自分を抑えて書くことも多い。
そういえば、メールのみでの知り合いに初めて会うという瞬間をなんどか
経験した。ラブラブの文通ではないので、通常相手の顔をしらない。鋭い文章を
書く先生の場合は、そのようなイメージをもってしまうが、待合場所にどう
探してもそのような人が見当たらないということがある。人は見かけに..。
趣味は？と聞かれたときに、“パソコン”と答えていたころがあった。
（暗いと思われそうでいいたくはなかったが、ついでに言えば、クラブはなに
してた？の質問には卓球と答えなえればならない。つらい。）。そのパソコン
もいまや、趣味ではなく仕事で必要なものである。
一方、パソコンを通じて、多くの先生と知り合うことができた。年に数回しか
やっていなかったゴルフも少し楽しくなってきたのも、そのおかげである。
そういえば、25年前最初にパソコンを購入したときに作ったゲームがゴルフ
ゲームである。神は初めから私にゴルフをやれと言っていたのかもしれない。
いやいや、そんなことはなさそうだ。そうならば神は私に、あんなチーピン試練を
与えるわけがない。
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